クウと私の素敵な時間
クウは散歩が大好きです
夕方の5時を廻ると、凄い勢いで吠え始めます。
クウ 「散歩の時間だよぉ〜早く行こうよぉ〜」
実際は・・・
「あ〜うあうあうあうあうあう・・・・・ はう」
「はうはうはうはうはう・・・・はっはっはっ・・」
通常は会長が散歩に行きます。
・・・・が、今日は会長が留守です
クウ「あうあうあうあうあうあうあう・・・はう」
始まってしまいました。もううるさくてたまりません
私 「もうちょっと待っててねぇ〜」
あうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあう
私 「うわわわわぁ」
私 「もぉ〜 う・る・さぁ〜い」
私 「いくぞぉクウ」
クウ 「はう」
そんな訳で今日は私がクウの散歩のお供に付き添う事になりました
クウは通常は大人しいのですが、朝の水遊びの時間と夕方の散歩の時間だけは別人となります。
クウの場合散歩ではなく散走です
凄い勢いで猛ダッシュします。
日頃会長が散歩に行くのでクウは犬なりに気を使って低速なのですが
私が行くとなると、お構いなしに走りまくります。
私 「よ〜しクウ60を過ぎた会長との違いを見せてやるバテるんじゃねーぞいくぜぇ〜」
クウ 「ハァ〜ウッ」
ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ
グギッ
私 「あっあ〜あっあらぁ〜」
クウ 「はっは・は・は・はっ・ハウヴ〜」
私 「ちょっ待って、ク・・・ 痛い・・あたたたた」
一度灯ってしまったクウの闘争本能は収まりません。
しかもまだ100メートルも走っていません
太ももに肉離れのような激痛があり動けなくなった私を引きずるクウ
私 「待って待って・・クウおい待てコンニャロ」
クウ 「はうぅぅ」
クウの冷たい目線
情けない事に座り込んでしまいました。
それを見たクウは事の重大さを感じて近寄って来ました。
クウ 「情けない主人だワン」
私の頬を舐めるクウ・・・
クウは本当にいい奴です。
日頃でもクウの前で泣きまねをすると、舐めてくれます。
私 「クウ・・・ここは俺に任せて先に行ってくれ・・・」
と言っても待っています。
立ち上がり、足を引きずりながら歩くハメになりました。
会長よりも遥かに遅いペース。
クウは呆れながら程よく牽引してくれました。
足回りが故障した事故車のように・・・
当店の裏側には中学校があります。
ちょうど下校の時間らしく大勢の学生が歩いていました。
そのど真ん中に紛れてしまった事故車。
避けたいところだったのですが、クウの散歩コースになっており、
クウが道を覚えています。
今の私がクウの力に歯向かえる訳がなく、牽引車の進むままに突入しました
案の定
「わ〜かわいいぃ〜」
私の事では決してありません
もちろんクウ様の事です。
反対に私は
(何このポンコツオヤジは)
という空気が充満しております。
カワイイ犬と足を引きずる謎の人物
そんな中一人の男子学生が
「こんばんわぁ」
話しかけてくれました。こんな手負いの獅子に・・・
私 「あっこんばんわ」
(何か聞かれるのかな)
と、ドキドキしましたが、その後友達とヒソヒソ話しを始めたところを見るとマトモな人間かを確認しただけだったのでしょう
辱めを受けながらデッドポイントをなんとかクリアし、
低速の散歩もようやく終盤に突入しました。
しかし、私の太ももも限界が訪れ、やがて座り込んでしまいました。
もうダメだ・・・
何気なく天を見上げるとそこには、無数に散りばめられた星達の存在に気が付きました。
私 「うわぁ〜今日は星がキレイだぁ〜」
隣にはクウ。
私とクウはあまり車も通らない、田舎の道端の隅っこで
星空を眺めました。
頭は空になり、仕事中だという事も忘れた、クウと私だけの素敵な時間
私 「よし帰るぞ」
クウ 「はう」
アクシデントに見舞われ、大変な目にあってしまったクウとの散歩でしたが最後はより固い絆となり帰る事ができました。
足を引きずりながらようやく店に帰ってくると
母に鼻で笑われました
夕方の5時を廻ると、凄い勢いで吠え始めます。
クウ 「散歩の時間だよぉ〜早く行こうよぉ〜」
実際は・・・
「あ〜うあうあうあうあうあう・・・・・ はう」
「はうはうはうはうはう・・・・はっはっはっ・・」
通常は会長が散歩に行きます。
・・・・が、今日は会長が留守です
クウ「あうあうあうあうあうあうあう・・・はう」
始まってしまいました。もううるさくてたまりません
私 「もうちょっと待っててねぇ〜」
あうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあう
私 「うわわわわぁ」
私 「もぉ〜 う・る・さぁ〜い」
私 「いくぞぉクウ」
クウ 「はう」
そんな訳で今日は私がクウの散歩のお供に付き添う事になりました
クウは通常は大人しいのですが、朝の水遊びの時間と夕方の散歩の時間だけは別人となります。
クウの場合散歩ではなく散走です
凄い勢いで猛ダッシュします。
日頃会長が散歩に行くのでクウは犬なりに気を使って低速なのですが
私が行くとなると、お構いなしに走りまくります。
私 「よ〜しクウ60を過ぎた会長との違いを見せてやるバテるんじゃねーぞいくぜぇ〜」
クウ 「ハァ〜ウッ」
ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ ダッシュ
グギッ
私 「あっあ〜あっあらぁ〜」
クウ 「はっは・は・は・はっ・ハウヴ〜」
私 「ちょっ待って、ク・・・ 痛い・・あたたたた」
一度灯ってしまったクウの闘争本能は収まりません。
しかもまだ100メートルも走っていません
太ももに肉離れのような激痛があり動けなくなった私を引きずるクウ
私 「待って待って・・クウおい待てコンニャロ」
クウ 「はうぅぅ」
クウの冷たい目線
情けない事に座り込んでしまいました。
それを見たクウは事の重大さを感じて近寄って来ました。
クウ 「情けない主人だワン」
私の頬を舐めるクウ・・・
クウは本当にいい奴です。
日頃でもクウの前で泣きまねをすると、舐めてくれます。
私 「クウ・・・ここは俺に任せて先に行ってくれ・・・」
と言っても待っています。
立ち上がり、足を引きずりながら歩くハメになりました。
会長よりも遥かに遅いペース。
クウは呆れながら程よく牽引してくれました。
足回りが故障した事故車のように・・・
当店の裏側には中学校があります。
ちょうど下校の時間らしく大勢の学生が歩いていました。
そのど真ん中に紛れてしまった事故車。
避けたいところだったのですが、クウの散歩コースになっており、
クウが道を覚えています。
今の私がクウの力に歯向かえる訳がなく、牽引車の進むままに突入しました
案の定
「わ〜かわいいぃ〜」
私の事では決してありません
もちろんクウ様の事です。
反対に私は
(何このポンコツオヤジは)
という空気が充満しております。
カワイイ犬と足を引きずる謎の人物
そんな中一人の男子学生が
「こんばんわぁ」
話しかけてくれました。こんな手負いの獅子に・・・
私 「あっこんばんわ」
(何か聞かれるのかな)
と、ドキドキしましたが、その後友達とヒソヒソ話しを始めたところを見るとマトモな人間かを確認しただけだったのでしょう
辱めを受けながらデッドポイントをなんとかクリアし、
低速の散歩もようやく終盤に突入しました。
しかし、私の太ももも限界が訪れ、やがて座り込んでしまいました。
もうダメだ・・・
何気なく天を見上げるとそこには、無数に散りばめられた星達の存在に気が付きました。
私 「うわぁ〜今日は星がキレイだぁ〜」
隣にはクウ。
私とクウはあまり車も通らない、田舎の道端の隅っこで
星空を眺めました。
頭は空になり、仕事中だという事も忘れた、クウと私だけの素敵な時間
私 「よし帰るぞ」
クウ 「はう」
アクシデントに見舞われ、大変な目にあってしまったクウとの散歩でしたが最後はより固い絆となり帰る事ができました。
足を引きずりながらようやく店に帰ってくると
母に鼻で笑われました
- 2006.09.21 Thursday
- 社長コラム−今日の出来事
- 21:09
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- by carart-d