経営論

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    最近拍車をかけて多忙な日々を送っております。ショック

    降りかかるストレスも日に日に多くなって来ました。

    仕事の合間や移動の時間を利用して深呼吸を繰り返す癖がいつの間にかついているようです。

    今日同業者の社長さんが見えました。

    大変悩みをお持ちのようで、苦渋の表情がにじみ出ていました。しょんぼり
    社長業は「孤独との戦い」という側面があります。

    会社を背負っているとその重圧から焦りが生じ、その志しに周囲がついていけなくなるのです。
    他人には言えない悩みも一つや二つではなくなるのでさらに内に入り込んでしまうと言う悪循環。

    「愚痴は階級ごとに流れる」と昔の軍人が言った言葉は近からず遠からずなのでしょう。しょんぼり

    その社長さんと少し会話させていただいたのですが
    大体の悩みの察しは付きました。
    こういう時は説教じみた話をしても逆効果なので、似たような私の体験談を聞いてもらいました。
    「私もその気持ち分かりますよグッド

    帰り際の社長さんの横顔が少し和らいだように見えたので
    多少は役に立てたのかもしれません。グッド

    私は世間からもてはやされるために社長になった訳ではありません。
    金の為でもありません。
    確かに、お金は幸せになるための一つのアイテムではありますが、それが全てでは金の亡者となり、結局は不幸に襲われるでしょう。
    近寄ってくる人間もそれが目当てとなるでしょう。

    では何が私を独立へと駆り立て、何が楽しくてストレスの最前線で仕事をしているのかと言うと、

    「自分の想いを素直に実行に移したい」

    コレなんです。
    自動車業界にはカレコレ10年以上います。
    成熟した市場なので何処か冷めた雰囲気が漂った世界に感じていました。
    セールスマンはノルマに追いかけられ
    いかに車を捻じ込んで買って貰うかを考え、
    整備士は修理する車をいかに効率良く捌き、残業しないで帰宅出来るかを考え、
    会社の重役は利益追求と販売シェアを一番の重要課題とし、目先を変えただけのサービスを展開していく・・・


    そこには、「お客様の為に」という想いは希薄に感じられます。

    もちろんそんな「車屋」ばかりではないのですが・・・

    本来ビジネスとは
    「お客様の代わりに労働し、それを提供して同等の対価を得る」
    という単純なもののはずです。

    過剰な競争の原理が市場を圧迫、生き残る為の歪んだ経営方針。

    確かに当店には驚くようなサービスが沢山ありますが
    利益ありきではなく、必ずお客様ありきでやってきたつもりです。

    それでも理想と現実の狭間で思い悩む事もあります。

    今日お会いした社長さんからも同じ想いを感じる部分がありました。


    これはどっちが正しいか誤りかの問題ではなく
    信念の問題なのです。

    近代経営理論からすればいかに無駄を省き効率良く利益を上げられるかが問われますが、
    そこに古臭い経営理論で真っ向から挑戦したいと思っています。

    もともとこの国にはその文化に合った経営スタイルというものがありました。
    終身雇用、年功序列、幾多の問屋を通す流通システム、
    その他、義理、人情、付き合い・・・

    バブルが崩壊するまで世界の企業はこの日本独特の経営理論を学びに来日していたのです。
    バブルが崩壊し、倒産する会社が増えると先の見えぬ不況の中、自信を失い他国の経営スタイルを学びそのまま直輸入し実践する企業が増えました。
    M&A、リストラ、流通革命、数々のマーケティング理論
    業績を上げる企業が増えた代償として
    日本の技術の流出、失業者の増加、DV(ドメスティックバイオレンス)
    ニートの増加、・・・
    その行く先は「数パーセントの勝ち組と大多数の負け組」
    貧困層が増える事によって犯罪も増えるでしょう。

    昔のやり方でもいいものはいいはずなのです。
    「変らないで変えていく」
    「変る勇気と変らぬ勇気」


    見極めが重要です。
    何を残し、何を変えて行かなくてはならないのか。
    私は何も最新の経営理論が悪いと思っているのではなく、
    残していかねばならないものまで失ってしまうのが恐いのです。

    当店は小さな会社ですし、大きな影響力も持ってはいないのですが
    一人の経営者として、男として大きな大義を持って挑戦して行きたいと思っております。

    ある事情で何度も足を運ぶ事になったお客様の家で
    その日は娘さんがいらっしゃって、
    初対面の私に

    「何度も足を運ばせてしまってすいません。これ冷えていないのですが・・・」
    と言って出された「三ツ矢サイダー」
    帰りの車中でご馳走になったのですが、これが格別でした。

    人の優しさに触れた時、幸せを感じます。

    経営者だろうが、総理大臣だろうが、芸能人だろうが
    結局人間の幸せとは、こんなところなのでしょうね・・・





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