新車購入時の減税・補助金

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    サブプライムローン、リーマンブラザーズ破綻に端を発する世界同時不況。
    様々な業界が打撃を受けましたが、その中でも特に自動車業界が大きな被害を受けたとの報道がなされております。

    政府は景気対策の一環として、環境対応車等の自動車重量税・取得税を減免する新税制法案を3月27日に成立させました。
    さらに、追加景気対策として政府与党案に織り込まれた「自動車購入補助金」と、自動車需要を喚起するものとしては、過去に例がないほどの大規模な政策を打ち出しております。

    次々に打ち出された景気対策ではありますが、多少複雑で、分かりにくい側面もありますので、ここで簡単にまとめてみたいと思います。


    「環境対応車等の自動車税・取得税の減免」
    これは、次世代自動車(電気自動車、ハイブリッド車など)や、低燃費・低排出ガス認定車について、購入時等に自動車重量税及び、取得税が免除・軽減されるものです。
    よく、「エコカー減税」などと呼ばれております。

    ※重量税については、平成21年4月1日〜平成24年4月30日までに新規検査、継続検査(期間内に最初に受ける1回のみ)の際に免除、軽減される。
    ※取得税は、平成21年4月1日〜平成24年3月31日までに新車等の取得時に適用。


    この法案は、ニュースなどを見ていても、電気自動車やハイブリッド車などが主に取り上げられていますが、それ以外の車種でも意外と多く適用になります。
    ダイハツ車の場合だと

    ムーヴ X-Limited 2WD/4WD
    ムーヴ X 2WD/4WD
    ムーヴ L 5MT 2WD/4WD

    ムーヴカスタム X-Limited 2WD/4WD
    ムーヴカスタム X 2WD/4WD

    ムーヴコンテ X-Limited 2WD/4WD
    ムーヴコンテ X 2WD/4WD

    ムーヴコンテカスタム X 2WD/4WD

    ミラ X-Limited SDP 2WD
    ミラ X-Limited 2WD/4WD
    ミラ X 2WD
    ミラ L 5MT 2WD/4WD

    ミラカスタム X 2WD/4WD
    ミラカスタム L 2WD/4WD

    エッセ D 2WD
    エッセ X 2WD
    エッセカスタム 5MT/4AT 2WD 

    これだけの車種が、自動車重量税、取得税の大幅な減税となります。

    基本的には、ガソリン車の優遇対象は、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得し、なおかつ「平成22年度燃費基準+25%、+20%、+15%」のいずれかを達成した車両ということになります。

    減税額は、燃費基準により異なり、免税・75%・50%に分かれます。



    「自動車購入補助金」
    こちらは、まだ可決前の法案になりますので、決定事項ではありません。
    5月の末頃には成立するとみられます。
    現在流れている情報によりますと、

    1、経年車(車齢13年超)の廃車を伴う新車購入補助と経年車の廃車を伴わない新車購入補助、どちらか一方の適用。

    2、期間は平成21年4月10日〜平成22年3月31日までに新規登録・届出された車両。

    3、新車登録後の保有期間は3年間とする。

    4、経年車の廃車を伴う新車購入補助の条件は「車齢13年超から2010年燃費基準達成車への乗り換え(廃車を伴う)」

    5、経年車の廃車を伴わない新車購入補助の条件は「排ガス☆☆☆☆かつ2010年度燃費基準+15%以上」

    6、経年車の廃車を伴う新車購入補助の金額は、登録車25万円、軽自動車12.5万円。

    7、経年車の廃車を伴わない新車購入補助の金額は、登録車10万円、軽自動車5万円。

    8、購入方法は現金に限らず、ローン、割賦、クレジット、リース、レンタカーについても対象となる。


    上記の内容については、現在はまだ、決定事項ではありませんので参考として考えてください。

    ちなみに「2010年燃費基準達成車」は、ダイハツの新車だと、かなりの数の車種が当てはまります。

    軽自動車の購入にあたって、12.5万円の補助金は、かなり大きな金額になります。
    正式に成立されれば、大きな反響になると思います。



    さて、今回は車の購入にあたっての減税、補助金の内容を紹介しましたが、極力こういった情報は、お客様に速やかにお伝えしていきたいと思っております。
    一番、心配なのは、お伝えしきれなかったばかりに損をするお客様がでてくること。
    情報を早く仕入れるにも限界があるので、どうにもならない場合もありますが、極力、損得に差がでないように、納得して購入していただきたいと願います。

    車は安い買い物ではありません。
    よく検討していただき、満足して購入していただければ幸いです。



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